栄養において、人間にとって最重要なのはミネラルである。といってピンと来る人はどれくらいいるだろうか。
あなたは間違ったレンズで物事をみている可能性があります。
今回は栄養素について考察していきます。よく見られることととして、三大栄養素や五大栄養素の記述が散見されます。

三大栄養素は
炭水化物
タンパク質
脂質
を一般的に指します。

一方、五大栄養素は
炭水化物
タンパク質
脂質
ビタミン
ミネラル

を一般的に指します。

あくまで人間が必要な栄養素の便宜的な区別です。
あまり神経質に考えると泥沼に陥るため、大体で考えた方がいいかと存じます。

三大栄養素は体をつくる材料や活動のエネルギー源として用いられるが、残りのビタミンとミネラルは補助の栄養素として必要である、と大抵の栄養学や医学の教科書には書いてある。

車で例えると、炭水化物や脂質がガソリンで、タンパク質が車自体の材料、ビタミン、ミネラルが潤滑油であると記載してあるのをよく見かけます。

ですが、ここで問題があって、ほとんどの人が勘違いして理解していることがある。
三大栄養素が最も重要で、残りのビタミンやミネラルは補助的であるがために、重要性が下位であると思ってしまうという点である。

ビタミンやミネラルが軽んじられているということである。

なぜなら栄養素という概念に引っ張られて、生きるためにはエネルギーを燃やす物質や体を構築する物質が重要と思ってしまうからである。

また人間の解釈は上に書いてあるもの程、優先的に重要であると錯覚するからである。

こうなってくると、一番目や二番目に表記されている炭水化物やタンパク質にしかロックオンをされず、ビタミンやミネラルに関してはどっちがどっちかの区別もつかず、また脂質に関しては脂肪なので嫌悪感しか感じないという理解ではないだろうか。

このような解釈のままでは、あなたの健康は向上するどころか、現状維持、身体が悪くなっているのであれば、どんどん悪くなっていくということに陥ってしまうのである。

あなたが、栄養素の概念を変えない限り、間違った解釈のまま、健康を害する可能性があるのである。

そこで、世界初の私の考えをお伝えします。
結論から先に言って、
五大栄養素の内、重要性で並べると、実は
ミネラル
ビタミン
脂質
タンパク質
炭水化物

である。

なんと下から並べた方が正解なのである。
びっくりしたであろうが、これが真実であると確信している。

勿論、先に述べた通り、三大栄養素や五大栄養素は、栄養素を把握するための便宜的な区別であるため、大雑把に理解すればそれでいいのです。
なぜなら矛盾点が幾つもあり、気にしていたらキリがないためです。

どういう矛盾点があるかというと、大きく2つあって
1つ目は、炭水化物は、なぜか糖質+食物繊維となっている点です。
炭水化物=糖質+食物繊維 
と書いてある教科書がほとんどです。

「フフーン」と理解していたら、3分後には”炭水化物=糖質”とのみ表記がされています。
「どっちやねん」とツッコミたくなります。

そして食物繊維を近年では、6番目の栄養素としてフューチャーしています。
それもおかしな、変な点です。元々食物繊維は有機化合物の残りカスとして見なされていて、注目されていなかった。しかし、近年研究の結果から食物繊維が見直されて、人間にとって重要であると再認識されました・・・などと記述がある。

おいおいおい、待ってくれよと突っ込みたくなる。

あれだけ製薬会社が栄養ドリンクなるもので、食物繊維、食物繊維と喧伝しておいて、今更、帰ってきた重要参考人みたいな取り扱い方は如何なものかと思う。

また安易に、炭水化物=糖質+食物繊維 と解釈すること自体がそもそも間違っているのである。
世の中はもっと広い目で総合的に理解しないとダメなのである。
有機物でタンパク質でも、脂質でも糖質でもないから残りカスである食物繊維に位置付けしておこうという安易な枠組みやフローの結果、食物繊維がこのような位置付けになったのであろう。
本来は食物繊維はビタミンやミネラルと同じ範疇で分類し認識すべきなのである。

また三大栄養素を
糖質
タンパク質
脂質

としていたり、

三大栄養素の順番を
タンパク質
脂質
炭水化物(または糖質と表記)
としていたりします。

どれかに統一してくれよと、本当に思います。細かいところを変えられると人と考えを合わせることが困難であり、理解も大変です。

そもそも、三大栄養素としてまとめるのは如何なものかとさえ思います。
人間は3つにまとめたがる傾向があります。三大ギタリスト、三大珍味、三大美人など枚挙にいとまがありません。
なぜ、三大栄養素としてまとめようとしたのか、そしてその選抜がなぜ炭水化物、タンパク質、脂質なのかは謎です。
私が敢えて選ぶならば、三大栄養素はミネラル、ビタミン、”その他”である。それも嫌々選んでいます。

またビタミンがなぜ五大栄養素に入っているのかの違和感については後日述べます。
糖質やタンパク質などは成分として認識されるが、ビタミンは働きかけや機能であり、物質名ではないのである。

話が少しそれましたが、
五大栄養素は
ミネラル
ビタミン
脂質
タンパク質
炭水化物

という順番で解釈する方がよいということです。
メリットはミネラルやビタミンを重要視できるということです。
また炭水化物は大して重要ではないと思える点です。
ですが、食物繊維は重要です。そもそも炭水化物フォルダの中に食物繊維を入れておくのは変です。

また俯瞰して栄養素を多角的に総合的につながったものとして理解できるという利点があります。
西洋の考えに慣れすぎて、分類することに日本人は必死になってしまい、ほどほどで捉えるという日本人独特の長所が失われている気がします。

ざっくり理解で、ほぼほぼ理解を目指すべきです。

栄養素の例えが、車の例えになるから変な解釈が生まれるのだと思います。
そもそも潤滑油って考え自体が間違っています。プラスアルファー的な意味で捉えられがちであるからです。
そもそも人間が必要な栄養に補助的な働きかけっていうのはないんです。必須、または必要以外、不要で、むしろ積極的に排泄することの方が重要だからです。デトックスの方が重要だからです。

敢えて、例えで言うと、人間の身体を大きな木としてみるという方法です。
大地から吸収するのが水であり、ミネラルであります。
そして同時に大地から吸収するのが栄養がビタミンであり、別途、太陽からの光合成で脂肪やタンパク質や炭水化物がつくられエネルギーとなると理解した方が無難である。

五大栄養素は
ミネラル
ビタミン
脂質
タンパク質
炭水化物
の順番で並べた方がいいとお伝えしましたが、

実は私はそのように解釈していません。
強いて並べるならそのように順位付けをしただけであって、もっと別の区分で整理しています。
とはいっても何が一番重要なものかはあまり重要ではなく、全て重要であるという考え方の方がしっくりきます。

人間が必要なものは

空気
塩・油
野菜・果物
肉・魚

であります。
水や空気は必要なのは言うまでもないことであるが、
塩や油、そして野菜や果物、肉・魚など広がっています。

世の中、色々な考えがあり、あなたは以下の疑問を感じ、また目にしたことがあると思います。

・塩は控えめにした方がいいのではないか
・油は本当に重要なのか、むしろドロドロの印象があるので避けた方がいいのでは?
・果物は果糖があるので避けた方がいいのでは?
・野菜は消化に時間がかかるで、本当に身体に重要か
・肉は汚染が広がっており、動物性のため、健康を害するのではないか
・肉を食べている人は、そうでない人より、癌になる確率が大幅にUPするのでは?
・肉より魚の方がましだと聞くが、魚も害があるでは?

長所と短所があるので一概に言えないのが本当のところです。
例えば、肉が身体に悪いって考えていたとしても、では結婚式に肉が出てきた時や忘年会に肉料理が出てきた際は食べられないということになってしまいます。
それも窮屈ですよね。

ベジタリアンやヴィーガンの考え方を持っている人は肉や魚は食べることが嫌でしょうし。
どのような戦略や考え方であなたが栄養をとるのかがとても重要なのです。
それはあなた自身が決めることなのです。

色々な意見を参考にして、結局あなたが納得して考え、行動に移すしかないのです。

ここで言いたかったことは、西洋的な分類にのみ縛られるのではなく、ざっくりと俯瞰してみることが重要であるということです。勿論、世の中の常識として語られている分類法は知った上での話である。